コラム・読み物

アクション

魂の荒野へ。『DEATH STRANDING 2』が教えてくれた、歩くという祝福

「歩く」ということに真摯に向き合ってきた本作が最後に提示したのは、歩くことへの最大の賛辞。それはプレイヤーへの特大の「遊んでくれてありがとう」だった。そんなゲームに感謝を込めて書きました。
インディーゲーム

さかだちゲーからミニチュアを使った脱出ゲームまで。コナミ主催のインディーゲームイベント「Indie Games Connect 2022」レポート

6月26日に行われたインディーゲームイベント「Indie Games Connect 2022」イベントレポート
ビデオゲーム

「ただ にちじょうを あいしてくれればいい」――輪廻にとらわれたヒーローたちに伝えたかった、たったひとつの言葉

「ただ にちじょうを あいしてくれればいい」「ただ にちじょうを あいしてくれればいい」この言葉は、私がこれまでに出会ったさまざまなループもの作品のなかでも、特に心に突き刺さった。それはきっと、これまでに出会ったヒーローたちに、私がひとつだけ伝えたかった言葉なのだ。
アクション

サルはゲーマーになりたかった。「Ancestors: The Humankind Odyssey」が描く人類の進化

遙か昔、やがて人類となるサルはそれまで住んでいた森を捨てて危険な地上へと降りた。その理由は完全には解明されていない。気候の変化による森林面積の減少や、単純に気温の変化に耐えられなかったなど諸説あるが、環境の変化によりやむを得ず地上で生活する...
FPS

「DOOMクローン」から「FPS」へ。世界を変えた『ゴールデンアイ 007』開発秘話

原文:An Oral History of ‘GoldenEye 007’ on the N64シューターの歴史的に大変価値ある資料のため、一部端折りつつ紹介させていただきます。本文は会話形式ですが、本記事ではそれらの大意をまとめています。...
コラム・読み物

シェンムー3へのグチ

先日私にとって残念な発表がYs Netからなされました。PC版「シェンムー3」を配布するプラットフォームがSteamからEpic Games Storeに変更されるというニュースです。当初はSteamでリリースするという話でした。すでに多く...
コラム・読み物

「Gone Home」で描かれたもうひとつの物語。悪役である父親に焦点を当てるため、もう一度”帰宅”しよう

※「Gone Home」の強度のネタバレ、「Tacoma」の軽度のネタバレを含みます。Fullbrightの「Gone Home」がリリースされてからそろそろ6年になる。”ウォーキングシミュレーター”という蔑称をひとつのジャンルへと昇華し、...
アクション

『The Quiet Man』は本当に狂気の問題作だったのか。父と子の物語として見ることでわかる言葉を超えた先にあるもの

最新のトレイラーで自身を狂気の問題作と振り返った『The Quiet Man』は、あえてゲームの売り上げとして重要な発売週の評判を捨ててまで、なぜゲームの1周目から音声を抜き去ったのでしょうか。 物語の全容を解き明かす「The Answer...
コラム・読み物

対戦相手のいないテニスゲーム、飛ばないフライトシム、通路のないメトロイドヴァニア。ジャンルからメカニクスを引いたら?をテーマにしたゲームジャムから1000以上のフリーゲームが公開

FPSから銃撃を引いたらウォーキングシミュレーターができました。あるいは、RTSから軍勢を引いたらMOBAになりました。最近ではゾンビサバイバルゲームからゾンビを抜いたバトルロワイヤルゲームが大きな人気となっています。 このようにジャンルか...
アドベンチャー

「9.03m」”面白い”が誰かを救う。

あらゆる災害で被災したすべての人々に寄せて。9.03mとはスコットランドのゲームデベロッパーSpace Budgieの制作したウォーキングシム、一人称視点のアドベンチャーゲームです。現在は無料で誰もが遊べるようになっていますがもともと2ドル...